スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【小笠原諸島 1】新おがさわら丸で父島へ

確か23歳の頃だっただろうか。
正に『絶海の孤島』と呼ぶに相応しいその島を知った日から今日までずっと恋焦がれていたように思う。

小笠原諸島・父島

東京から遥か1,000km、空港は無い。
片道24時間の船旅の末にのみ辿り着けるその島は日本で一番遠い場所かもしれない。

---------------------------------

2016年10月5日、私達は既に見慣れた東京竹芝桟橋へと向かった。
161119 (1)
しかし乗船するのはいつもの伊豆諸島方面・東海汽船ではなく、小笠原海運が運航するおがさわら丸。
遂にあの憧れの島へ。形式上新婚旅行となる。

なぜ新婚旅行を小笠原としたのか。
「新婚旅行」という名目を掲げると平日のど真ん中でもまとまった休暇が取りやすい。
ではまとまった休暇が必要で、かつ一般的な夏季冬季休暇では行きにくい場所に行こう!

新婚旅行の定番・ハワイは直通の飛行機で約7時間。ちょっと遠いイメージのあるフランスですら約12時間で行ける。
しかもそれらは毎日飛行機が運航しているので日程の縛りもほとんど無い。
そんな場所ならこの先いくらでも行く機会はありそうだ。

対して小笠原は船で片道24時間、しかもその船は島で数日停泊するのでその間はどう足掻いても帰ることはできない。
時間的な難易度で言えばブラジルへ行くのと同等くらいだと思う。
「新婚旅行」という平日休暇特典を使う場所はここしかない!

まずは一応小笠原諸島の位置を確認しておきましょう。
遠いですね、まわりに何もありませんね。こんな場所でも東京都に属しています。
161119 (2)

今回の日程は10月5日(水)~10日(月)、体育の日を絡め計6日間。
161119 (4)

2016年7月、おがさわら丸はリニューアルされ私達が乗船するのは3代目となる新おがさわら丸です。

3代目は大型化と共に航海速力も向上し、以前は約25時間半だった航海時間が約24時間に短縮されました。
【往路】
(新) 東京11:00 → 父島11:00
(旧) 東京10:00 → 父島11:30
【復路】
(新) 父島15:30 → 東京15:30
(旧) 父島14:00 → 東京15:30
トータル2時間父島に長く滞在できるようになりましたし、東京発が1時間遅くなったことで遠方から来る方もだいぶ利用しやすくなったのではないでしょうか?

そして予約システムも向上!
小笠原海運にて乗船券の直接予約をする場合以前は電話をしなければならず若干面倒だったのですが、新おがさわら丸の就航に伴いインターネット予約が可能になりました。
小笠原海運

私達もインターネット予約を利用。
予約が完了するとQRコード付きの『乗船券引換証』が発行されるのでそれをプリントアウトして当日竹芝桟橋の窓口で搭乗券に引換えます。
161119 (5)

手続きはこれだけ。
あとはアナウンスに従って乗船です。
161119 (6)

2016年10月の運賃はこのような感じ。
等級は迷った末『2等寝台』にしました。
えっ新婚旅行なのに特等じゃないのかよ、とか言わないの。いーんです、その差額でもう一回どこかに旅行行ったほうが楽しいじゃん!という性分のふたりなので(^^)
161119 (3)


その2等寝台がこちら
161119 (9)

161119 (16)

内部はこんな感じ。
カーテンを閉めればプライベート空間が確保されます。女性の着替えもここで問題なくできると思います。
161119 (15)

枕元には読書灯にも十分な明るさのライト付き。2等と違い消灯後も周りに気兼ねなく明かりを灯せるのも2等寝台の良いところですね。
ライトの下にはコンセントがあり充電の心配もナシ。
さらにその下にあるものは風量調節可能な空調。
161119 (32)

夫婦で上下の割り当てとなりました。
161119 (7)
2等寝台、すごく良いんじゃない!?
雑魚寝の2等価格に約3,000円プラスしただけでここまで利便性&プライベート性が向上するとは素晴らしいコスパ。逆にこれ以上ランクを上げても差額以上の内容には感じないと思うのでもし次回があれば私は迷わずまた2等寝台を選択します。
席番号は指定できないのですが、乗客数に余裕のあるときは“2名予約なら上下振り分け”などの配慮をしてもらえるようです。

因みに往路で割り当てられた↑の席は隣が壁になっている当たりの席。
通常の2等寝台は↓のよう(ちょっと分かりづらい写真で申し訳ないですが)に4席で1ユニットとなっているのでカーテンで仕切れるものの、なんとなく隣に人の気配を感じます。
161119 (8)

そうそう、引き合いに出した一番下の2等(雑魚寝)ですが、ここも3代目でかなり改善されています。旧2等の繁忙期等の映像を見るとまるで奴隷運搬のような地獄絵図でしたが、新おがさわら丸ではひとりあたりのスペースが広くなり、簡易的ながら頭部に仕切りが設けられたので2等でも最低限の人権は確保されそうです。
全国各地のフェリーに乗ったけれど新おがさわら丸の2等は(2等の中では)トップクラスの快適さだと思われます。
写真は人がいて撮れなかったので小笠原海運のHPご参照ください→船室-小笠原海運


さて、快適な2等寝台でテンションが上がった我々は荷物を置いてさっそく船内探索です(^^)ノ
161119 (14)

おがさわら丸は貨客船。島に物資を運ぶという大役も担っています。
161119 (13)

船内ホール
161119 (20)

自販機コーナー
161119 (19)
給湯器・冷水器もあります。

洗面室には小さな紙コップが備え付けられているので歯磨きのときに便利。 
161119 (22)

シャンプー・リンス・ボディーソープ完備のシャワー室
161119 (21)


そして7デッキにある展望ラウンジHaha-jima
161119 (10)

持ち込みOKですが軽食喫茶も営業しています。
161119 (36)

ここ、出航時間にはほぼ全ての席が埋まり各グループお酒を持ち込んでの大宴会が始まっています笑
私達も席を確保できたのでここでお昼ご飯を頂きましょう。
161119 (17)
船で駅弁(*´q`)
上が深川めし、下が鯵の押し寿司です。品川駅で事前に購入してきました。
インスタントタイプの味噌汁と紙コップは家から持参したもの。所々ケチ臭さが滲むのはご容赦ください(使うべきところでは惜しまず使っています)

出航の汽笛と共に早速ビールを購入する旦那氏。おお、オリオンよ。まさかここでお目にかかるとは・・・ま、沖縄と似たような緯度だしね(?)
161119 (18)

あ、東京湾周辺の写真はありませんので悪しからず。このあたりは伊豆諸島訪問時に何度も見ているので個人的に新鮮味ナシ(^^;

因みに我々夫婦は旅慣れてる割に乗り物にめちゃくちゃ弱いです。
丸1日の航海なんて普通に考えたら拷問。なので今回もこの酔い止めを服用。
既に何回か紹介している通称「アネロン」

【指定第2類医薬品】アネロン「ニスキャップ」 9カプセル

新品価格
¥612から



「小笠原には行ってみたいけれど24時間の船旅に耐えられそうにない」という方々は多いと思いますが、体質に合わない方以外はこれさえ飲んでおけば例え海が荒れても悶え苦しむことは無いと思われます。
主人はアネロン初体験で出発前は「いや言うても酔い止めとかそこまで効かへんやろ・・・ボクの乗り物酔い相当重症ですよ?」と言っていたのがこの旅でアネロンの効果を実感。アネロン教に引きずり込んでやりました。


昼食を終えたらデッキでまったり
船内自販機でゴリ推ししていたこれ、かなり美味しかったです!
酔い止め薬にアルコール被せていいのかって?4%ならほぼジュースだから平気じゃない?知らないけど。
161119 (23)

さて、東京湾を抜けると見える景色は海のみ。携帯の電波も届かない。

・・・夕食まで寝るか(・ω・`)
前日まで仕事、そして明日からは寝る間も惜しんで遊び倒す。
船内では極力身体を休めることとした。

Zzz・・・

ん?そろそろ夕陽と夕食の時間だな
どれどれちょっとデッキに出てみましょうか。
161119 (25)

水平線には雲がかかり夕陽は見ることができなかった。
161119 (26)

現在地まだここか・・・分かってはいたけれど遠いorz
161119 (24)

夕食は4デッキにあるレストランChichi-jimaで『島塩ラーメン』(780円)を。
161119 (38)
味も価格も船内ならまぁこんなもんかな、って感じ。

主人は展望デッキで『島塩ソフト』(450円)をデザートに
161119 (37)
こっくりとした濃厚な牛乳ソフトにしっかりした塩見を感じました。

食べたらまた寝る。ひたすら眠る。暇つぶし用の本も持ってきたけれどとりあえず眠る。
思えばアネロンに出会う前までは遠足のバスでもドライブデートでも寝ていました。
寝てないと嘔吐しますからね、自己防衛のために乗り物の揺れを感じると脳が「眠れ!」と指示を出す体質のようで。
今回も往復共船内ではアホほど寝ました(^^;

Zzz・・・

ん?そろそろ朝陽と朝食の時間だな
どれどれちょっとデッキに出てみましょうか。
161119 (30)

161119 (29)
・・イマイチ。

・・朝食もイマイチ。
161119 (31)
あ、あれー?
船内で焼きたてのクロワッサンが食べられると聞いて楽しみにしていたのですが、焼き立てどころかかなりチープなこのパンは何だ!?
どうやら私の聞いた「焼き立てクロワッサン」の話は旧おがさわら丸時代のことのようです。
全てがクレードUPしたかに思えた新おがさわら丸ですが、レストランメニューは経費削減したのかな(・ω・`)?

パン@100円x2+マーガリン30円+サラダ300円で計530円の朝食でした。
うーん、この船の客層的にこの内容(特にパン)はどうなのかなー?
おがさわら丸でレストランを利用するのは「美味しけれは価格は気にしない」層が圧倒的だと思うのですが・・・(節約志向の旅人はレストランは利用せず朝食持参して来るでしょうし)

しかし改めてデッキに出てみれば朝食でちょっと下降したテンションは再び上昇。
161119 (34)
海青い!
昨日まで灰色だった海が青ウィー!!

見渡す限りの水平線だった景色に島影が現れた。
161119 (33)

―― いよいよ憧れだった父島に上陸する。

【時系列】
船内泊?何日目?が分かりにくいかと思うので小笠原編の記事には時系列表を挿入することにしました。
※ 表の右側、青矢印が本記事に対応する箇所
赤字はツアー参加、黒字は個人行動
2016y12m04d_205812964.jpg


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

コメント

Secret

No title

小笠原に新婚旅行いいですねえ。私も旅行は好きなのですがけち臭いなんてぜんぜん感じませんよ。あれこれ考えたりむしろ楽しそうだなと感じますね。島にわたってからの記事も楽しみです。

いよいよ小笠原記の始まりや(o*゚ー゚)oドキドキ

今年8月“利尻/礼文”に行きました!
9月“与那国/波照間”に行きました!
離島の楽しさを知りました♪

父島/母島行ってみたいぞ~(ノ≧▽≦)ノ
しかし、むっちゃハードル高そうやな…(・・。)

続きを楽しみにしていま~すd(≧▽≦d)

いよいよ小笠原編ですね!

フェリー会社によって呼び名こそ違えど2等雑魚寝より1upのベッド、私も今では毎回これです!
最低限の空間確保出来てコスパは1番‼︎
上を見たらキリがないですしね。
その分、結構なお酒や肴で楽しめますもんね(-_^)

小笠原までだと相当な宴会出来ますね〜。
時間地図だったら下手な海外よりよっぽど遠いですからね。
行ける時に時に行っておかないとまとまった休みなどなかなか取得出来ないので。
とは言え私も今年度が勤続年数的に5日間の連続休暇取得行使年なので土日合わせて9連休をどこか南国でも・・・・って思いましたが結局、年明けに実家帰省する事にしました。

タイヤにスパイク打ち込んでスクーターで、、、と妄想するだけで楽しいのですが実際にやるとお袋が気絶するだろうから結局、飛行機で早割りのチケット取っちゃいました(^-^)

今年は例年に比べて早い時期から雪らしいので雪遊びでもしてこようと思います。

No title

大昔、有明埠頭からの北海道行きフェリーは雑魚寝でした。まあアレはアレで楽しかったですが、2等寝台良いじゃないですかwやっぱ仕切りがあるだけで全然違いますね。
差額4万×往復×2人・・なるほど行けますね旅行(^-^)

Re: No title

まめファンさん

ありがとうございます(^^)節約も浪費も適度に、が良いですね!
島が素敵過ぎて小笠原編は長くなりそうです(^^ゞ

Re: いよいよ小笠原記の始まりや(o*゚ー゚)oドキドキ

OKUさん

ブログ拝見してましたよ~!
北の離島は行っていないので利尻/礼文羨ましいです(^^)

同じ沖縄でも与那国/波照間はまた段違いの美しさだったり、独特の時間の流れや風習があったり、離島良いですよね~

父島/母島、ぜひここぞの時に(^^)!

Re: いよいよ小笠原編ですね!

aloha_yamadayaさん

上はキリがない、同感です(^^;
目的は宿泊ではなく移動なので最低限の空間で十分ですね!

おじさまおばさま方の船内宴会は相当なものでした・・テーブルに日本酒やワインの空き瓶がずらり。24時間フリータイムでグダグダできるってある意味貴重なのでグループで行ったら船内も楽しそうですね(^^)

正月帰省、ご家族喜びますよ~(^^)!
途中まで読んで本当にスクーターで行くのかとびっくりしちゃいました(aloha_yamadayaさんなら有り得そうなので笑)

Re: No title

SANGO22000さん

分かります、雑魚寝も“ザ・旅”って感じで楽しいですよね(^^)
私も今までは船=雑魚寝オンリーでしたが、長時間の航海ならランクUPも積極的に検討していこうと思うようになりました^^

そうなんですよ~
船は移動手段でしかないのでそこで贅沢するくらいなら“もうひと旅”かなと(^^)
プロフィール

まめ

Author:まめ
  
2012年、原付で日本一周した人間の末路(?)を見守っても見守らなくてもいいブログ。
趣味は旅と写真と料理とFX。

50ccリトルカブ、
250ccイントルーダー所有

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

元ブログの紹介
リトルカブに乗って、一眼レフをぶら下げて、日本一周の旅へ。
        ↓
 【 リトルカブで日本一周 】
カテゴリ
ブログ内検索フォーム
最新記事
旅グッズの紹介
私が愛用している旅用品です

■キャンプ時使用テントはこちら
  とてもコンパクトで丈夫です

North Eagle ツーリングドームIINE165 [1人用] 送料無料

新品価格
¥5,935から
(2014/7/6 22:45時点)



■電源がない場所での充電には
  これ。 1回の蓄電でiPhone
  約 7回フル充電できます

大容量モバイルバッテリー 12000mAh 送料無料

新品価格
¥3,850から
(2014/7/6 22:50時点)



■屋外自炊用バーナー
  ボンベはコンビニや100円均一
  で売っているのものでOK

Iwatani カセットガス ジュニアバーナー 送料無料

新品価格
¥3,080から
(2014/7/6 22:55時点)



■海外用スイッチパック
  バックパックにもコロコロキャリー
  にもなり便利です

Coleman 3ウェイトラベルキャリー 送料無料

新品価格
¥14,595から
(2014/7/6 23:01時点)



その他、細かなもの
◆キャンプ系はこちらの記事を
  → 旅のまとめ 【装備総評】

◆海外系はこちらの記事参照
  → 海外旅行 準備編
使用一眼レフ
愛用カメラはNikon D5100
※現在はD5200が最新

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5200 レンズキット AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR付属 ブラック D5200LKBK

新品価格
¥58,800から
(2014/7/7 00:17時点)


レンズは標準の他に
  ・超広角 10-24mm
  ・マクロ 60mm
を使用しています

レンズ特性などの詳細は
こちらの記事をどうぞ☆
  → 【カメラ・写真について】
広角って何?マクロって何?を
写真付きで説明しています(^^)
月別アーカイブ
〈 PR 〉
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。